頭が良い子供が育った家にはある共通点があるといいます。
「東大に行くレベルの頭の良い子供というのは結局DNAが違う」という教育者の方もいますが、そんなことを言っていたら身も蓋もない。
できるだけのことをしてやりたい、と思うのが親心。
当然後天的な育つ環境によっても子供の頭の良さというのは左右されるものですので、東大に行った子供の家に共通する特徴をまとめてみました。
(念のため、‟学力”というのは頭の良さの一つの目安に過ぎないことは私もよくわかっております。今回はわかりやすく、学力を高めるという意味で記事を書いています。)
1 地図、地球儀
昨年フジテレビ系で放送された「ニッポンのぞき見太郎 夏の2時間SP」というバラエティー番組によると、子どもの頃「地球儀」があった家は東大生58%、全国平均29%だったそう。
私の母はとても頭が良く、特に地理にはめっぽう強いのですが、自分でも「子供のころ、家に地球儀があったから」と言っています。
それなのに、私が子供のころなぜ家に地図や地球儀を置いて置いてくれなかったのか…。
したがって現在我が家ではリビングに地球儀を、壁には日本地図を貼っています。
因みにこのページの写真は全て我が家のリビングです。
東大に行った子供の家のリビングにないものの代表格、「大きなテレビ」が堂々と鎮座しております(汗)。
2 図鑑、百科事典、辞書
幼児教育の七田チャイルドアカデミーによると、東大生家庭の約30%がほとんど毎日図鑑を見たり、少なくとも週に1回、たまにでも図鑑を見ていたのに対し、一般家庭の約30%は「図鑑を持っていない」という状況だそうです。
さらに子供のころから毎日新聞を読む習慣があった子供は東大生40%、全国平均25%。
読んでいてわからない言葉があったらリビングにある辞書で調べる。
これが大事だそう。
確かに私が子供のころ、家にずらっと図鑑があり、小学生のころは暇さえあれば貪り読んだおぼえがあります。
純粋に面白いんですよね~。
その代わり、新聞は全く読みませんでした。なんでだろう?
父は毎朝読んでいた(現在も読んでいる)んですけどね。
そう振り返ると、確かに現在の私の得意分野や知識量に大きな影響を及ぼしているなと思います。
3 楽器
子供に楽器を習わせることは、将来音楽の道を視野に入れてほしいから…だけではありません!
東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之さんも自著『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』の中で「ピアノをはじめとする楽器がおすすめ」と語っているくらい、子どもの脳に多大な影響を与えるのが楽器の演奏なんです。
楽器を演奏することで右脳と左脳をつなぐ脳梁を刺激して、脳内に新しい神経経路がどんどん作られていきます。
それによって、記憶力や問題解決のための能力が鍛えられるのだそう。
さらに脳内の音を司る領域と言語を司る領域はほぼ重なっているため、言葉の発達の時期である3、4歳の頃に楽器を演奏することでよい刺激になり、将来的には外国語の習得にも有利に働く可能性もあるということです。
因みに私自身3歳~15歳くらいまでピアノを習っており、7歳の息子にもピアノを習わせています。
<後編>に続く
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