働くママはツライよ

思うこと

働くママはツライよ

私の両親がケンカをしました。

普段は仲がいいのですが、いかんせん世代的なものもあってか私の父は全く家事をしません。

父が定年退職してからというもの、家で毎日ゴロゴロ…。

母もイライラすることが増えた矢先の事件(笑)でした。

先日、めったに風邪をひかない母が風邪をひきました。
(幸いにもインフルエンザではありませんでした)

熱も上がって来て、朝11時頃ベッドで横になっていると父がやって来て、

「大丈夫か?お昼ご飯はどうする?」

と聞いて来たそうなのです。

「大丈夫だよ。お昼ご飯は何か買ってきてくれる?」

と答えた母。

それからウトウトとして目が覚め、お昼も過ぎていたのでリビングに起きていくとそこにあったのは、買ってきたお弁当を食べ終えてくつろぐ父の姿。

母は「まさか…」と思いつつも

「私の分は?」

と聞くと、

「え?食べるの?」

の答え。

普段温厚な母もこの仕打ちにはブチ切れ、

「ハア!?自分だけ食べたの!?」

と聞いたところ、

「食べるなら食べるって言ってよ!
言ってくれなきゃわからないよ!」

と逆切れされたそうです。

それを聞いた私は大爆笑。

「それって本当の話!?」

妹は大激怒。

「それ、ひどすぎるよ!離婚になってもおかしくないよ!」

母や私、妹にとっては、そして多くのママたちにとっては「絶対あり得ない」話。

しかし一部の男性にとっては「何が悪いのかわからない」話。
(もちろん”一部の男性”です!)

「何が悪いのかわからない」という男性は、父と母の立場が逆だったら、と考えてください。

自分が熱を出し、奥様が自分だけお昼ご飯を食べて何もしてくれず何かをしてくれる様子もない…。

ありえないですよね?

(もちろん、男性でもとても良く気が回る人もいるでしょうし、女性でも私の父のような人もいるでしょう。私の身近で起きた事件ということでご承知おきください。)

多くの女性からすると父の思考回路は全く理解できません。

女性、特にママは家族が風邪をひいて寝込んだら、その家族が食べられるものは何か、あれこれ考えます。

おかゆなら食べられるかな、好きなものだったら食べられるかな、薬は必要かな、スポーツドリンク買っておこうか、葛粉はあったっけ…。

下手をしたら自分が食べることを忘れていたりします。

それなのに父ったら…。

母は
「おかゆを作ってとは言わない。でも、今時コンビニに何でも売ってるんだから、食べられるものがあるかどうかくらい聞いてほしかった」
と言っていました。

断っておきますが、母は専業主婦ではありませんでした。

私たち兄弟が小学生になってからは、ずっとフルタイムで働いていました。

母は仕事と家事を一手に引き受けていたので、家にいる時も常に動き回っていた記憶があります。

思えばその時にうまく父を教育すべきだったのでしょうが、あまりに忙しくてそんな暇なかったのでしょう。

長男としてちやほや育てられた父は一切家事をせず、そういうことに気づく機会もなかったんですね。

頭がよく、穏やかでめったに怒らない父、いい人なんですけどね。。。

私も、夫と付き合ってもう20年になりますが、似たようなことがたくさんありました。

一緒に住んでいて、二人ともフルタイムで働いているのに、「家事は女性の仕事」という前提のもとに行動する夫。

怖いのは、その前提がおかしいということに全く気付いていないことなんですよね。

そう、悪気がまったくないんです!

これは、教育なのか、日本の社会全体の意識がそうさせるのか…多分両方なんでしょう。

私は戦いましたよ(笑)

毎日毎日ケンカの連続でした。

夫は
「カオリが働くのは賛成だよ。」
と言いますが、その裏には
「家事は半分やるよ」
という当然の責任が生じることに当時全く気付いていないのです。

私はついつい感情的になってしまうので、いろいろと紙に書きだしたりして説得しました。

  • 妻が専業主婦なら妻が家事を全部やるのが当然である
  • 妻がフルタイムで働くなら夫は家事を半分やるのが当然である
  • 妻がフルタイムで働いている場合、夫がやる家事は「手伝い」ではない。やるべき「仕事」である

夫はそれを受け入れてくれて、ものすごく変わりました。

時間はかかりましたけどね。

日本の社会は、まだまだ男性は結婚しようが子供ができようがあまり自分の生活を変えなくてもいいようになっています。

しかし女性はそうはいきません。

子供ができれば否が応でもブランクができます。
運よく子供が保育園に入れて職場復帰しても、働く時間は限られます。
残業できないということは、働く時間が長い日本の多くの企業では、昇進はあきらめなくてはなりません。
子供の具合が悪くなれば職場の人たちに頭を下げながら迎えに行かなければなりません。
子供が小学校に上がればPTAやゴミ捨て場掃除など地域の仕事がプラスされます。

職場復帰して、働く時間を削るのは大概女性です。
子供の具合が悪くなった時、早退して迎えに行くのは大概女性です。
PTAに参加するのも、地域の仕事に参加するのも、大概女性。

そして毎日目の回るような忙しさの中で、親戚からは「2人目はまだ?」の言葉。

ホント、働くママはツライんです。

でも、ご主人に「あなたが子供の面倒見てよ!」と本気で思っている奥様は、多分少数派です。

多くのママは、普段は自分がやることに不満はない、でも「当たり前のこと」と思ってほしくない、というだけ。

自分が体調を崩した時にはいたわってくれる、
ママの仕事が忙しいときは子供を迎えに行ってくれる、
自分のほうが早く帰ってきたときは食事の用意をしてくれる、
たまにはPTAに積極的に参加してくれる、
たまには「ありがとう」と言ってくれる

それだけでいいんだと思います。

…と、いうよりも…そうですね、結局はそうやって抑留を下げるしかないんです。

日本の社会も、そのうちもっと女性が働きやすいように変わるのかな~?と期待したいですが、皆さんどう思いますか?

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