こんにちは。高木です。
突然ですが、私の趣味はミシンと読書です。
ミシンは最近になってから、息子の通園・通学に必要なバッグや巾着などを作っているうちにその楽しさにハマってしまいました。
読書は子供の頃から大好きで、昔は暇さえあれば本を開いていました。
しかし私は活字中毒に近いものがあり、一度本を読みだすと止められなくなります(笑)。
家事も仕事もそっちのけになってしまい夫に怒られるので、近年あえて読んでいません。
ところで、ビジネスで成功された方の中には「趣味の時間は無駄だ」と声高におっしゃる方が少なからずいらっしゃいます。
確かに、「趣味」って「余暇でやるもの」ってイメージがありますよね。。。
お金がかかる趣味もありますし、仕事のようにお金も生み出さないし、確かに「無駄」と言い切りたくなる気持ちもわかります。
でも、本当に無駄なんでしょうか?
単なる「中毒」になってしまってはホントに人生の無駄
- 洋服が好きだから、収入もままならいのに服を買い続ける
- お酒が好きだから、健康のことも考えず好きなだけ飲む
- パチンコが好きだから、気が済むまで打ち続ける
- 車が好きだから、家族の反対も顧みずお金をかけ続ける
こういう行動は、本当に無駄ですね。
これって、誰か幸せになっているでしょうか?
行動している本人も、心のどこかで「間違っている」と思いながらも止められない状況ですよね。
先に待っているものが「不幸な状況」とわかっているのにやめられないのは、もはや「趣味」ではなく「中毒」、つまり病気です。
しかも多くの中毒には「浪費」というオマケ付きです。
趣味をアウトプットすることが大事
今は本当にいい時代です。
自分の趣味を簡単にアウトプットすることができ、上手くやれば趣味がお金につながります。
例えば
- 洋服が好きだから、自分のファッションをInstagramで発信する
- お酒が好きだから、おススメの飲み屋をブログでレポートする
- パチンコが好きだから、必勝法を研究してブログに記録する
- 車が好きだから、こだわりや情報をブログで共有する
こういうことを継続的に行っていけば、自ずと同様の趣味を持った人同士のコミュニティができ、収入につながるわけです。
(ブログがなぜ収入につながるのかについては後日詳しく書いていきます)
私の趣味であるミシンも読書も、もちろん同様です。
読書だけは読むだけでも無駄にはならない
私は本だけにはお金をケチりたくないと思っています。
本というのは本当に知識の宝庫です。
確かに中には「うわームダ金使った!」と思うものもありますし、最近は本を出版する際の垣根がだいぶ低くなっているのでクオリティの低い本があふれていることも事実ですが、それでも本を読むことが人生の無駄とは思いません。
小説や自伝を読めば主人公の人生の一部を疑似体験することができ、知らなかったことを知ることができる。
図鑑を見ればたくさんの人々が時間と労力をかけて得た膨大な知識の一番大事な部分を知ることができる。
何より自然と正しい日本語を身に着けることができるのです。
本はいわば自分の人生をより良い方向に導いてくれる羅針盤のようなものだと思います。
趣味がビジネスにつながることもある
ビジネスマンの中には、クライアントと趣味のゴルフを通じて商談がまとまる、というような経験をされた方もいると思います。
また、飲みの席で話が盛り上がり、新しいアイディアがひらめいたり、具体的な道筋が見えてきたり、ということもありますよね。
こんな話もあります。
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブスは通っていた大学を中退した後も興味のある授業に潜り込んだりしていたらしいのですが、中でも熱心に通ったのが「カリグラフィ」の授業でした。
彼はカリグラフィの美しさ、面白さに「魅了された」そうです。
ジョブズは授業で何がカリグラフを美しく見せる秘訣なのかなどを学び、科学ではとらえきれない伝統的で芸術的な文字の世界のとりこになりました。
一見、そんな趣味はビジネスには結びつかない印象ですが、彼はその後Apple社を設立し、美しいタイポグラフィを内蔵した初めてのコンピューター、マッキントッシュを開発するのです。
要は「自分の軸がどこを向いているのか」ということが大事で、それさえずれていなければ趣味というものは人生にとって有益なものであると言えますよね。
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