我が家では毎朝カフェオレを作ります。
豆から挽いてミルクをたっぷり。
コーヒーを注ぐマグカップも毎朝のテンションが上がるアイテムの一つだと思うのですが、私は大したこだわりが実はなく、昔とあるコーヒーショップでもらったマグカップをずっと使っていました。
しかし新年を迎え、一念発起してマグカップを買いました!
割れにくく
大き目なサイズで
和食器にも洋食器にも合うデザイン
ということで、以前から大好きなロールストランドのモナミに決定!
ほんとかわいいし、大きさもカフェオレを淹れるのにピッタリのやや大きめサイズ!
新しい食器はいいですね。
通販で購入したので宅配便で届いたのですが、箱を開けるときのわくわく感!
しかし私も人のことを言えませんが、近年、日本の世帯では食器の購入が減少傾向にあるそうです。
名古屋文理大学によって20~50代女性に対して行われた調査「食に対する意識と食器の購買状況」によると、食事そのものへの関心のなさが食器への関心の低さにつながっている、ということです。
どういうことでしょう。
平成元年から23年までの食器の支出個数は、1995年の6.23個をピークに2011年の3.13個まで減少しています。
なんと半分になっていますね。
支出金額は1996年の3,865円をピークに減少し続け,2011年には1,302円。
つまり、15年間で約3分の1にまで減少しています。
数量ベースで半減なのに金額ベースで3分の1ということは、購入される食器の個数が減っているのと同時に単価も減っているということです。
これはただ単に各家庭における節約によるものなのか、それともほかに原因があるのか?
調査によると食器に対する考えや評価は年齢やライフステージによって大きく異なるようです。
「20代」「親と同居」「単身」といったグループでは食器に興味をあまり持っておらず、必要な食器は「100円ショップ」などの必要最低限のものでかまわないと考えているのに対し、料理が好きな人ほど食器に対して高い関心を示しています。
また単身者や親と同居の人は、スーパーなどで買ってきた総菜をパックのまま食卓に出すことについても抵抗がない人が多いそう。
そしてやはり、食器を買うのは女性がほとんど。
つまり単身者や親と同居の人というのは食事をとることを「作業」としてこなしている感覚に近く、家族がある人は家族のために食事を作るため「相手をもてなす」感覚があるために食器に対するこだわりに差が出るということ。
さらに近年では女性の社会進出が進み、食器に興味を持たない人が相対的に増えた、ということのようです。
私自身はというと、やっぱりお惣菜をパックのまま食卓に出すのは絶対に嫌ですし、高価な食器がほしいとは思いませんが場に合わせた食器、料理が映える食器を使いたいという思いはそれなりにありますね。
しかし自分がサラリーマンで一人暮らしだった時のことを考えると確かに、忙しすぎて食器なんて優先順位が低く、使えればぶっちゃけなんでもよかったなあ、とも思います。
そう考えると食器は「人間らしい暮らし」「ある程度の余裕を持った暮らし」を反映させているアイテムなのかもしれません。
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