今日はとてもいいお天気だったので、1歳の息子とお散歩に行ってきました。
いいお天気とはいえ、寒波の影響で外はすっっっごく寒い!
でもなるべく家の中だけで過ごすことにならないよう、雨の日以外はお散歩に出ることを心がけています。
やっぱり運動不足になってしまったらかわいそうですし、短い時間でも外で過ごすことが、このくらいの年齢の子供にとってすごく重要なんじゃないか?と漠然と思うからです。
きっとそういうママ、多いですよね。
ところで将来の運動神経って、子供の頃の過ごし方によってどれくらい左右されるのでしょうか?
親の運動神経って遺伝するの?
『“運動神経を育てる”子ども運動教室・リトルアスリートクラブ』の代表トレーナー・遠山健太さんによると、運動神経ではなく「骨格や筋肉の質などの遺伝は否定できない」そうです。
ただし「運動神経」というのは筋力や持久力が優れている事(運動能力が優れている事)ではなく、目や耳、体の器官を使って、状況に応じ体を自分の思った通りに動かせる能力のこと。
遺伝とは関係なく、後天的な環境によって培われるモノなんだそうです。
人の運動神経は90%が後天的、残りの10%が遺伝なんだそうです。
そう聞くと、ちょっと希望が持てますね!
日々の遊びの中で体を動かす機会をつくることが大切
歩けるようになる1歳頃からはできるだけ外遊びや散歩をさせるのが良いと言います。
特定のスポーツというよりも、日々の遊びの中で体の色々な部分や五感を刺激することが子供の心と体全体の成長につながります。
アスレティックトレーナー、プロ野球コーチである立花龍司さんの『立花龍司が教える「ゴールデンエイジ・トレーニング」運動神経は10歳で決まる!』によると
- 神経系統の発達は10歳まで
- 肺活量(持久力)の発達は10~15歳まで
- 筋力は12~17歳まで
が最も成長すると言われています。
ということは、10歳くらいまでは神経系統の発達に気を配る生活をしたほうがいいということになりますね。
そのためには、子供と過ごす時間が長いうちに積極的に公園に連れていくのが効果的なんだそうです。
「基本動作」は、84種類あると言われていますが、遊具のある公園であれば遊び方によってはその半分はクリアできるそうです。
小さいうちにさまざまな身体の動きを身に着けさせることが重要なんですね。
体操教室よりも「外遊び」のほうが子どもの運動能力は高くなる
東京学芸大学名誉教授、杉原隆氏の調査によると、
「積極的に体育指導を取り入れている幼稚園や保育園よりも、自由に遊ばせている園の子どもの方が運動能力が高い」
という結果が出ているそうです。
その理由は3つ。
- 「大人が決めたことをやらせる」よりも「子どもがやりたいことをやる」方が、意欲高く取り組めるから
- 説明を聞く時間・順番待ちの時間がないから
- 動きの種類の豊富さに差があるから
なるほど~って感じですね!
定められた身体の動きを鍛えるのではなく、好き勝手に鬼ごっこや山登り、鉄棒、ジャングルジム、水遊び、砂場遊び等々…をしている方が多くの種類の動きを経験できることは少し考えればわかりますね。
筋肉や骨格などは少し遅れて中高生の時期に大きく伸びる時期を迎えるため、特定の場所を鍛えるための繰り返しトレーニングはもうちょっと後の時期に取り組むのが効果的なんだそうです。
因みにこのことは学力にも共通していて、小学校3年生くらいまではお受験用のお勉強をさせるよりも公園や川、山で遊んだり、お料理を一緒にやったり、生活の中で様々な経験をさせることが後に生きてくるそうですよ!
子供が小さいうちは、浅く広く、子供が興味を持ったこと(遊び)を中心に様々な経験をさせるのがいいということですね。
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