今日は節分ですね!
明日は立春、旧暦で言うところのお正月に当たりますので、暦の上では明日から春、ということになります。
まだまだ寒いですが、確かに日々日が伸びて日差しも明るくなってきているのを感じます。
ところで昨日2月2日、消費者庁が節分についてこう呼びかけました。
「3歳ごろまでは乾いた豆・ナッツ類を食べさせないようにしましょう」。
子供の喉は未発達なので、気管に物が入りやすく、豆・ナッツ類が気管をふさいで、窒息するおそれがあるとのことです。
消費者庁に寄せられた事例の一部は以下です。
「節分の残りの大豆を食べた後から息がぜいぜいし、夜も眠れなかったため、病院で全身麻酔下にて気道から異物除去を行った。大豆の破片が摘出され、5日間入院した。」(1歳)
「家族と一緒にピーナッツを食べていたところ、喉に詰まって顔色が悪くなった。親があわてて背中をたたいたり、指を口に入れたりしてピーナッツを丸ごと1個吐き出したが、咳き込んで息がぜいぜいするため、救急要請した。」(1歳)
豆・ナッツ類は、窒息の危険があるだけでなく、小さな破片でも気道に入ったまま放置していると、気管支炎や肺炎を起こすこともあります。
節分で豆まきをすることがあると思いますが、親の目の届かないところで子供が豆に近づかないよう注意し、後片付けも徹底しましょう。
また、3歳頃までは、乾いた豆・ナッツ類は食べさせないようにしましょう。
引用元:消費者庁ウェブサイト
豆の代わりに落花生をまく
日本では豆の代わりに落花生をまく地域があるのをご存知ですか?
調べてみたら落花生をまく地域は意外と多いんです!
意外と多いどころか、東北から北(北海道含む)では落花生をまく地域がメインです。
また、新潟を始めとした北陸地方や宮崎、鹿児島などの南九州地方でも落花生をまくそうです。
お恥ずかしいですが私、この年になるまで知りませんでした。
主人も東北出身なんですが主人が生まれ育った地域では大豆だったそうなので、多少のばらつきがあるのでしょう。
落花生をまく理由については
- 後片付けが楽
- 撒いて地面に落ちたものも食べられる
- 宮崎、鹿児島などの南九州では落花生が特産品だから
…と、特に大きな理由はなく至極合理的な理由からのようです。
因みに東北で落花生がまかれるようになったのは、大豆は夏、落花生は秋に収穫される豆のため、落花生のほうがカロリーが高く、寒い冬が訪れる東北では落花生のほうが好まれたのが理由とも言われているそうです。
なぜ節分に豆をまくのか
そもそもなぜ節分に豆をまくようになったのか?
和菓子ミュージアムによると、もともと中国のものだった風習が平安時代に日本に伝わったということです。
豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。
京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が起源のようですね。
豆まきの決まりごと
- 豆は炒った豆でなければならない…生の豆だと拾い忘れた豆から目が出て縁起が悪いから
- 自分の年齢の数だけ豆を食べると幸せになれる
せっかくまくなら決まり事を守ってまきましょう♪
しかし我が家の次男はまだ1歳ですので、今年は落花生をまこうかな?と考えています。
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